動脈瘤のサイン
動脈瘤のサイン(症状)
動脈瘤は初期段階ではほとんど自覚症状がないことが多いですが、大きくなると 圧迫症状や破裂のリスク があります。特に 破裂すると命に関わる可能性 があるため、早期の発見が重要です。
1. 動脈瘤の種類ごとのサイン
① 脳動脈瘤(くも膜下出血の原因になる)
未破裂時のサイン(自覚症状がないことが多い)
- 目の奥の痛みや視力の低下(視神経が圧迫される)
- 片側の瞼が下がる(眼瞼下垂)
- 目の動きに異常が出る(複視・斜視)
- 頭痛やめまい(血管の膨らみによる軽い圧迫)
破裂時のサイン(くも膜下出血)
- 突然の激しい頭痛(バットで殴られたような痛み)
- 吐き気・嘔吐
- 意識障害(意識がぼんやりする・失神する)
- 首のこわばり(髄膜刺激症状)
- けいれん発作
🔹 特に、突然の激しい頭痛は緊急事態! すぐに病院へ!
② 大動脈瘤(胸部・腹部に発生)
未破裂時のサイン
- 胸部大動脈瘤(胸の動脈)
- 胸の痛み・圧迫感
- 声がかすれる(反回神経圧迫)
- 呼吸困難(気管圧迫)
- 持続する咳
- 腹部大動脈瘤(お腹の動脈)
- お腹に拍動を感じる(特にやせ型の人)
- 背中や腰の痛み
- お腹の圧迫感・不快感
破裂時のサイン(致命的な状態)
- 激しい胸痛・背中の痛み(胸部大動脈瘤)
- 突然の腹痛・腰痛(腹部大動脈瘤)
- 意識を失う・血圧低下・ショック状態
- 皮膚が青白くなる(循環不全)
🔹 破裂すると死亡率が非常に高い! 胸やお腹の激痛が続く場合は緊急受診!
③ 末梢動脈瘤(脚や腕の動脈)
未破裂時のサイン
- 脚や腕のしびれ・冷感
- 皮膚の色が変わる(青紫・白くなる)
- 歩行時の痛み(間欠性跛行)
破裂時のサイン
- 激しい痛みと腫れ
- 皮膚の壊死(血流が止まる)
🔹 末梢動脈瘤は、血栓が詰まることで壊疽(えそ)の原因になることも!
2. こんな人は要注意!
次のような人は動脈瘤ができやすいリスクがあるため、定期的な検査を受けるのがおすすめです。
高血圧(血管に強い圧がかかる)
喫煙歴あり(血管を弱める)
家族に動脈瘤の人がいる(遺伝的要因)
動脈硬化がある(高コレステロール・糖尿病)
50歳以上の男性(特に腹部大動脈瘤のリスクが高い)
3. 早期発見のための検査
動脈瘤は 健康診断では見つかりにくい ため、画像検査が必要 になります。
脳動脈瘤 → MRA(MRIの血管撮影)
大動脈瘤 → CT検査・エコー(超音波検査)
4. まとめ
動脈瘤は初期症状がほとんどないが、大きくなると圧迫症状が出る
破裂すると命に関わるため、突然の頭痛・胸痛・腹痛は緊急受診が必要!
高血圧・喫煙・家族歴のある人は定期的な検査を受けるのが重要
特に、突然の激しい頭痛・胸痛・腹痛は要注意! 迷わず救急車を呼びましょう!
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新宿ウエストクリニック院長
安心の医師略歴・著書、メディア履歴臨床経験豊富な当院医師の論文

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