EDの種類ごとのカフェイン効果の強弱

EDの種類 主な原因 カフェインによる効果の強弱 解説
血管性ED 陰茎への血流不足(動脈硬化、糖尿病、心血管疾患など) ★★★(強い) カフェインの血管拡張・平滑筋弛緩作用で血流が改善し、勃起補助になる可能性が高い
神経性ED 勃起信号を伝える神経障害(糖尿病性神経障害、脊髄損傷など) ★(弱い) 血流改善効果はあるが、神経障害が原因では勃起信号が届かないため効果は限定的
ホルモン性ED テストステロン低下など ★(弱い) 性欲や勃起力はホルモンに依存するため、カフェイン単独では改善は限定的
心因性ED(機能性ED) ストレス、不安、緊張 ★★(中程度) カフェインの覚醒作用で集中力・心理的緊張緩和に寄与する可能性があるが、過剰摂取は逆に不安を増す場合もある
器質性ED 血管・神経・ホルモンなど身体構造的問題 ★★(中程度) 器質的要因が複合的に絡む場合、血管性成分には効果があるが、神経・ホルモン障害には弱い
混合型ED 複数の要因が絡む(血管+神経+心因など) ★★(中程度) 一部の血管性要素には効果が期待できるが、全体的な改善には限定的
薬剤性ED 抗高血圧薬、抗うつ薬など薬剤の副作用 ★(弱い) カフェインは薬剤による勃起障害の直接改善には寄与しにくい

★の意味(効果の目安)

  • ★★★:効果が比較的期待できる
  • ★★:一部効果があるが限定的
  • ★:効果は弱く補助的

ED分類の階層図 (©2025,2026 West Clinic)

ED(勃起不全)

├─ 1. 器質性ED(身体的原因)
│ ├─ 1-1. 血管性ED ★★★
│ │ ├─ 動脈硬化性(糖尿病・高血圧・心血管疾患)
│ │ ├─ 静脈漏
│ │ └─ 高齢者加齢性血流低下
│ ├─ 1-2. 神経性ED ★
│ │ ├─ 糖尿病性神経障害
│ │ ├─ 脊髄損傷
│ │ └─ 手術・外傷による神経損傷
│ └─ 1-3. ホルモン性ED ★
│ ├─ テストステロン低下(加齢、疾患)
│ └─ 副腎・甲状腺ホルモン異常

├─ 2. 心因性ED(機能性ED) ★★
│ ├─ 精神的ストレス
│ ├─ パフォーマンス不安(性行為の緊張)
│ └─ 気分障害・うつ病関連

├─ 3. 混合型ED ★★
│ ├─ 器質性+心因性
│ ├─ 血管性+神経性
│ └─ 複合的原因によるED

└─ 4. 薬剤性ED ★
├─ 抗高血圧薬
├─ 抗うつ薬(SSRIなど)
├─ 抗精神病薬
└─ その他副作用による勃起不全


ポイント

  1. カフェインは血管拡張や血流改善が主体の作用であり、血管性EDに最も効果が期待できる
  2. 心因性・器質性・混合型EDでは、心理的補助や血流改善の部分に限定して効果
  3. 神経性・ホルモン性・薬剤性EDは単独での改善効果は弱く、医師による治療や生活習慣改善との併用が基本