梅毒検査キット・HIV抗体検査キット(セルフ)

誰にも知られずに性病にかかっているかどうかを自分だけで確認したい。セルフ検査キットはご自宅で感染の可能性を確かめる検査キットです。感染のおそれがなさそうと判明した時はひとまず安心できますね。感染の可能性が高いときは泌尿器科などで治療を受けることができます。

自分で簡単に感染の可能性が確かめられる

この検査キットは人の血清、血漿、または全血中のHIV1/2抗体および梅毒抗体を定性的に検出するための迅速検査キット(イムノクトマト法)です。ランセット(指先から採血するため器具。チクっとした痛みはあります)を使って採血、検査キットで15分以内に感染の可能性を確認します。

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梅毒HIVはいつからチェックできますか

梅毒は検査に必要な抗体が体内に作られるまでおよそ6週間、HIVの場合はおよそ8週間かかります。感染の結果がわかる条件が整うまで時間がかかるのは心配ですが、必要な情報が得られるまで待ってから検査を行ってください。(過去に梅毒の罹患があった方は、治療が終わった後も抗体は体に残ったままになりますので「感染」の結果がでることがあります)

梅毒患者の激増

日本ではおよそ20年前より前の患者数は年間1000人以下で低く推移し、過去の病気と思われていました。しかし2013年に1200人を超えて増加に転じ、2015年は2000人、2016年は4000人を超え、2022年では12,966人と早いペースで増えています。ここ近年の増え方で特徴的なのは、男性では感染に世代の偏りがないのに、20代の若い女性の患者が突出して増えていることです。女性の梅毒感染は胎児にも影響を与えるため特に注意が必要です。

梅毒とは

HIV早期発見の重要性

HIV(エイズAIDS含む)の感染者数は2013年に1,000人を超えてから減少傾向にありますが、それでも年800人前後で推移しています。1980年代に発見された当初の、死に至る病のイメージはもうないですが、いったん発症してしまうと(AIDS症状)治療は困難になります。発症前に治療を始めて続ければ健常人とほぼ同様の生活を送ることは可能です。そのために早期発見と早期治療がとても重要です。

　HIVとは

梅毒、HIVの報告義務梅毒、HIV(エイズAIDS含む)は、医療機関で感染が確認された場合、感染症法に基づいて医師は7日以内に厚生労働省に報告する義務があります。

自分とパートナーの安全を守るために

性感染症は、早期診断・早期治療が重要

梅毒は感染してからの期間によって年単位で症状が様々に変化します。かつては不治の病でしたが、現在は抗生物質などによる早期治療によって完治します。しかし、感染力は非常に強く、放置すれば病気は確実に進みます。HIVは早期の発見ができて適切な治療の継続ができれば、ほぼ症状がでないままで寿命を迎えることも可能です。ただし検査の機会を逃したためにAIDSとしての発症があってはじめてHIVウイルス保有者だったと判明することもあります。

心当たりがある性交渉の後すこしでも心配なことがある場合、いろいろな事情で病院や、公共の検査機関などを訪れるのにあまり気が進まない方は、先ずはセルフチェックを行ってみて、それからの行動を決めるのもよいかもしれません。

「抗原検査」「抗体検査」の違い

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