レイノー病とは
レイノー病(Raynaud’s Disease)とは?
レイノー病とは、寒さやストレスにさらされると 手や足の指の血管が異常に収縮 し、一時的に血流が低下する病気です。これにより、指が白くなったり紫色になったりする(チアノーゼ)発作が起こります。通常、指先・つま先・耳・鼻などの末端 に発生し、数分~数時間で回復しますが、重症化すると潰瘍や組織壊死を引き起こすことがあります。
レイノー病の特徴
- 寒冷・ストレスが引き金になる
- 指先が白・青・赤に変化する(3色変化)
- 手足が冷たく、しびれや痛みを感じることがある
- 数分~数時間で自然に回復する
レイノー病の種類
① 原発性レイノー病(Raynaud’s Disease)
- 原因不明(特発性)で、他の病気が関与しない
- 若い女性に多く、軽症が多い
- 重篤な合併症は少ない
② 続発性レイノー病(Raynaud’s Phenomenon)
- 他の病気(膠原病など)が原因で発症
- 全身性強皮症、全身性エリテマトーデス(SLE)、関節リウマチなどに合併
- 症状が重く、指先の潰瘍や壊死のリスクあり
原因と誘因
- 寒冷刺激(冬場や冷たいものを触ると発症しやすい)
- ストレスや精神的緊張(自律神経の影響)
- 喫煙(ニコチンが血管を収縮させる)
- 振動障害(長期間の機械操作など)
- 膠原病(続発性レイノー病の場合)
症状の進行と3色変化
- 蒼白(白) → 血流が止まり、指が白くなる
- チアノーゼ(青紫) → 酸素不足になり、指が青紫色に
- 血流回復(赤) → 血流が戻り、指が赤くほてる
診断方法
🔹 寒冷負荷試験(冷水に手を浸し、症状が出るか確認)
🔹 血流測定(血管超音波)
🔹 血液検査(膠原病の有無を調べる)
🔹 毛細血管の観察(爪の血管異常をチェック)
治療法
① 軽症の場合(原発性レイノー病)
- 寒さを避ける(手袋、カイロの使用)
- ストレス管理(リラックス、深呼吸)
- カフェイン・喫煙を控える(血管収縮を防ぐ)
② 重症・続発性の場合
- 血管拡張薬(カルシウム拮抗薬など)
- 抗血小板薬(血液をサラサラにする)
- 手術(交感神経ブロック) → 重症例のみ
予防と対策
🔹 手足を温める(冬場は特に注意)
🔹 ストレスを減らす(自律神経を安定させる)
🔹 禁煙する(ニコチンは血管収縮を悪化させる)
🔹 膠原病の検査を受ける(続発性の可能性がある場合)
⚠ 重症化すると指先が壊死することも!
単なる「冷え性」と思って放置せず、症状が続く場合は早めに医師に相談しましょう。
特に 膠原病の疑いがある場合は、専門的な検査が必要 です。
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新宿ウエストクリニック院長
安心の医師略歴・著書、メディア履歴臨床経験豊富な当院医師の論文

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