カフェインは神経性やホルモン性EDには限定的という意味
1. EDの種類と原因
ED(勃起不全)は最も臨床的に使われる分類(原因別)によって大きく分けると、主に以下の種類があります(血管性、神経性、ホルモン性、心因性、薬剤性と定義する場合もある):
| 種類 | 原因 | 特徴 |
|---|---|---|
| 血管性ED | 陰茎への血流が不十分(動脈硬化、糖尿病、心血管疾患など) | 勃起が弱い、維持しにくい |
| 神経性ED | 勃起をコントロールする神経障害(糖尿病性神経障害、脊髄損傷、手術後など) | 勃起反応が鈍い、刺激に反応しにくい |
| ホルモン性ED | 男性ホルモン(テストステロン)の低下 | 性欲減退、勃起力低下 |
2. カフェインの作用の仕組み
カフェインは主に以下の作用があります:
- 血管拡張・血流改善
- 陰茎の平滑筋を弛緩させ、血液が入りやすくなる
- 血流不足が原因のED(血管性ED)には効果が期待されやすい
- 中枢神経刺激作用
- 覚醒・集中力アップで心理的要因によるEDを補助する可能性はある
3. なぜ「神経性・ホルモン性EDには限定的」なのか
- 神経性ED
- 神経が障害されると、脳や局所の勃起信号が正しく伝わらない
- 血流を改善しても、信号が届かない場合は勃起は十分に起きない
- したがって、カフェインだけでは効果が限定的
- ホルモン性ED
- テストステロン不足などが原因のEDは、血流は正常でも性欲や勃起力が低下している
- カフェインにはホルモン分泌を大幅に改善する作用はないため、単独では効果が弱い
まとめ
- カフェインは血流改善を介したEDへの効果が中心
- 血流不足が原因の血管性EDには有効性が期待できる
- 神経の障害やホルモン低下が原因のEDには、効果は限定的で単独では十分でない
- よって、神経性・ホルモン性EDの場合は、医師による治療や生活習慣改善との併用が必要








