ED薬 × CYP3A4阻害薬 併用注意一覧表
ED治療薬(シルデナフィル・タダラフィル・バルデナフィル)と、CYP3A4阻害薬(強・中・弱)との併用リスクを 血中濃度上昇の程度と注意レベル に分けて一覧表にまとめます。
ED薬 × CYP3A4阻害薬 併用注意一覧表
| CYP3A4阻害薬の強さ | 代表薬剤例 | ED薬への影響 | 臨床上の注意レベル |
|---|---|---|---|
| 強力阻害薬 | ケトコナゾール、イトラコナゾール、リトナビル、ダルナビル、クラリスロマイシン | 血中濃度 2〜5倍以上上昇 | 併用原則禁止 または ED薬用量大幅減(25%程度) 必須 |
| 中等度阻害薬 | エリスロマイシン、フルコナゾール、アタザナビル、ダルナビル低用量 | 血中濃度 1.5〜2倍上昇 | 用量半分以下で調整、副作用(頭痛・血圧低下・めまい)注意 |
| 弱い阻害薬 | シメチジン、イトラコナゾール低用量、グレープフルーツジュース | 血中濃度 1.25〜1.5倍上昇 | 軽度注意、初回は低用量から開始、症状観察 |
併用時の実務ポイント
- ED薬用量調整
- 強力阻害薬:通常は 原則使用不可 または 25mg/タダラフィル5mg以下
- 中等度阻害薬:用量半分程度に減量
- 弱阻害薬:通常用量可だが慎重に
- 副作用に注意
- 血圧低下、頭痛、めまい、視覚異常、心拍異常など
- 間隔調整
- 強力阻害薬との併用時は、ED薬を服用するタイミングを調整(医師判断)
- CYP3A4代謝薬との複合リスク
- 他のCYP3A4阻害薬やQT延長薬と併用している場合、さらに血中濃度上昇リスク増
補足:
- 「ED薬とCYP3A4阻害薬併用」は、強力阻害薬が最も危険
- 臨床では リスク・ベネフィットを医師が評価して用量調整または回避 が基本




