バイアグラの併用注意薬のレニベースとは

バイアグラ(シルデナフィル)と レニベース(一般名:エナラプリル) の併用は、血圧低下のリスクがあるため「併用注意薬」 に分類されます。


レニベースとは

項目 内容
一般名 エナラプリル(Enalapril)
薬効分類 ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)
主な効能 高血圧症、心不全、左室機能障害
特徴 血管を収縮させるアンジオテンシンⅡの生成を抑制 → 血管拡張 → 血圧低下

作用機序

エナラプリルは:

  1. ACE阻害作用
    • アンジオテンシンⅠ → アンジオテンシンⅡへの変換を抑制
    • アンジオテンシンⅡは血管収縮作用があるため → 血圧低下
  2. ブラジキニン増加
    • 血管拡張作用を補助

→ 全身血管抵抗が低下 → 血圧低下作用が発生


バイアグラとの併用注意理由

項目 内容
バイアグラの作用 PDE5阻害 → 血管拡張 → 血圧低下
レニベースの作用 ACE阻害 → 血圧低下
併用時のリスク 血圧低下作用が相加 → 立ちくらみ・めまい・失神 の可能性
症状 ふらつき、めまい、動悸、転倒リスク

注意すべき人

  • 高齢者
  • 低血圧傾向の方
  • 他の降圧薬を併用している方
  • バイアグラ初回使用者

医師の調整例

  1. 少量から開始(バイアグラ25mgなど)
  2. 服用間隔をずらす(例:レニベースは朝、バイアグラは夜)
  3. 初回は座位や臥位で服用
  4. 血圧や症状を観察

まとめ

項目 内容
薬名 レニベース(エナラプリル)
薬効分類 ACE阻害薬
主な効能 高血圧症、心不全、左室機能障害
バイアグラとの関係 血圧低下作用が相加 → 注意が必要
注意点 少量開始・服用時間調整・医師管理下で使用

補足:
ACE阻害薬はカルシウム拮抗薬やα₁遮断薬と同様、バイアグラとの併用で 血圧低下リスク があるため、特に高齢者や降圧薬併用者では注意が必要です。