セイヨウオトギリソウ含有食品とは
セイヨウオトギリソウ含有食品とは、セイヨウオトギリソウ(St. John’s wort/学名 Hypericum perforatum)の成分を含む健康食品・サプリメントを指します。日本では主にハーブ系サプリとして流通しています。
セイヨウオトギリソウとは
- ヨーロッパ原産の薬用植物
- 有効成分:ヒペリシン、ヒペルフォリンなど
- 海外では軽度〜中等度の抑うつ気分、不安、睡眠トラブル目的で使われることがあります
含有食品の具体例(日本での実態)
日本では“食品”というより健康食品・サプリが中心です。
1. サプリメント(最も多い)
- 錠剤/カプセル
- パッケージ表示例
- 「St. John’s wort」
- 「セントジョーンズワート」
- 「セイヨウオトギリソウ抽出物」
2. ハーブティー(少数)
- 単独、または他ハーブとのブレンド
- 表示例:「ハイペリカム」「Hypericum」
3. 輸入健康食品
- 海外製のメンタルケア・睡眠サポート系サプリに配合されていることが多い
※ 日本の一般食品(お菓子・飲料など)に配合されることはほぼありません。
最重要ポイント:薬との相互作用
セイヨウオトギリソウは薬物代謝酵素(CYP3A4など)やP-gpを強力に誘導します。
影響を受けやすい代表例
- ED治療薬:バイアグラ(シルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)、レビトラ(バルデナフィル)
- 経口避妊薬(避妊失敗リスク)
- 抗うつ薬(SSRI等) → セロトニン症候群リスク
- 免疫抑制薬(シクロスポリンなど)
- 抗HIV薬、抗てんかん薬、抗凝固薬
「健康食品だから安全」は誤りで、医薬品の効果を弱める/不安定にする代表的ハーブです。
日本での注意喚起
- 厚労省・PMDAも「医薬品を服用中の人は摂取を避けるか、必ず医師・薬剤師に相談」と明確に注意喚起しています。
まとめ(超重要)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 含有食品の正体 | ほぼサプリ・ハーブティー |
| 一般食品 | ほぼ存在しない |
| 最大のリスク | 薬効低下・相互作用 |
| 特に注意 | ED薬、ピル、抗うつ薬 |



