ピクノジェノール

ピクノジェノール(Pycnogenol)は、フランス南西部の海岸に自生する「フランス海岸松(French Maritime Pine)」の樹皮から抽出される天然由来のポリフェノール成分です。強力な抗酸化作用を持ち、血流改善・血管保護・抗炎症・美肌・ED対策など、さまざまな健康効果が報告されています。


基本情報

項目 内容
英語表記 Pycnogenol(ピクノジェノール)
原料 フランス海岸松樹皮抽出物
成分構成 OPC(オリゴメリックプロアントシアニジン)、カテキン、フェノール酸など
主な作用 抗酸化、抗炎症、血管拡張、毛細血管の保護など

主な効果・作用機序

効果 解説
強力な抗酸化作用 活性酸素(ROS)を除去し、細胞老化を防ぐ。ビタミンCやEをサポート。
血管拡張・血流改善 一酸化窒素(NO)合成を促進し、血管を柔らかく保つ。ED対策にも有効。
抗炎症作用 炎症性サイトカインの抑制(IL-1β, TNF-αなど)で関節・肌・血管を守る。
糖尿病性合併症の改善 微小循環の改善により、網膜や神経、腎臓を保護。

臨床試験と有用性(ED対策)

ED改善に関する代表的研究

1. L-シトルリン+ピクノジェノール(イタリア, 2003)

  • 23人の軽度〜中等度ED男性に投与
  • ピクノジェノール40mg/日+シトルリン1.5g/日を1か月
  • 結果:80%以上がEDスコア改善、自然な勃起能力の回復を確認

2. Zibadiらの研究(2007)

  • シトルリン+ピクノジェノールの併用により、NO合成が有意に促進
  • 血管拡張効果と抗酸化保護が相乗的に働くことが確認

推奨摂取量とタイミング

目的 摂取量の目安 備考
一般的な健康維持 30〜60mg/日 分割摂取が理想
ED対策・血流改善 100〜120mg/日 シトルリンと併用が推奨される
高血圧・糖尿病・抗酸化ケア 100〜150mg/日 医師に相談の上で継続摂取を

安全性と副作用

項目 内容
安全性 多くの研究で高い安全性が報告されている
副作用(まれ) 胃の不快感、頭痛、めまいなど(ごく一部)
妊娠・授乳中 十分なデータがないため、避けた方が安全
薬との相互作用 抗凝固薬(ワルファリンなど)と併用時は注意(血液サラサラ作用あり)

どんな人におすすめ?

タイプ 理由
軽度〜中等度EDに悩む方 シトルリンやアルギニンと併用することで相乗効果
血流・冷え・むくみが気になる人 末梢循環改善作用
疲れやすい・老化対策をしたい人 抗酸化・抗炎症の多機能性あり
美肌・アンチエイジング目的の女性 コラーゲン保持効果にも期待あり

他成分との相性

組み合わせ 効果
L-シトルリン/アルギニン NO産生を相乗的に高め、ED・血流改善
ビタミンC・E 抗酸化相乗作用で細胞保護力アップ
マカ、亜鉛、トンカットアリ 性機能系サポート成分として併用可能

まとめ

  • ピクノジェノールは天然の抗酸化成分で、血流・血管・肌・性機能などに幅広い効果あるとされています。
  • ED対策ではシトルリンとの併用が有効
  • 高い安全性があり、中高年の男女ともに活用可能な成分です。