2 EDのかたち
ED克服の最前線「性欲はガソリン、精力はエンジン」令和版 (フリーエディション)
EDは次に述べるように大きく二つに分けられます。日本においてこの割合はほぼ半々ですが、その比率は年代によって異なります。
- 精神的な原因で起こる「心因性(機能性)ED」
- 身体的な異常が原因で起こる「器質性ED」
※後述しますが、上記の混合形で、主に薬剤などの影響である「混合性ED」があります。
50代以降では、器質性EDの占める割合が大きくなります。これは加齢に伴う体の変化によるもので、さまざまな血管障害に加えて、男性ホルモンの分泌低下などの危険要因が増えてくるからです。これらについては後述します。一方、40代以前では、心因性EDが大部分となり、器質性の割合はさほど多くはありません。ここで心因性のED、10パターンを簡単に挙げておきます。
ED(Erectile Dysfunction)
勃起不全、勃起障害:性交時に十分な勃起が得られないため、あるいは十分な勃起を維持できないために満足な性交が行えない状態
EDといえる状態とは、たとえば…
- 性欲はあるけど、興奮しても、勃起しない
- 挿入できても持続しなくて抜けてしまう
- 勃起しにくく、持続しない
- 勃起しても十分に固くならない
EDの原因を大きく分けると
- 心因性ED(機能性ED)
精神的な原因で起こる。40代くらいまでの世代に多い。 - 器質性ED
身体的な異常が原因で起こる。50代以降に多い。 - 混合性ED
主に薬剤などの原因で起こる。
EDさまざまな現れ方
- コンドームED
コンドームをつけようとすると萎えるもの。かつて装着時に萎えた記憶が蘇り、一種の自己暗示にかかっている状態。 - ヤングED
20代前半に多く、初めての体験で失敗したことがトラウマとなり、緊張してまったく勃起できなくなる状態。 - 人見知りED
初めての相手に限ってどうしても勃起できない状態。 - 据え膳ED
目前に美味しそうな膳が用意されているのに、挿入しようとすると萎えるのが特徴。 - 妻だけED
外では問題なく勃起するのに、妻にだけ勃起できない状態。 - 単身赴任ED
40代後半から50代に多い症状。家に帰って久しぶりに挑もうとしたらまったく勃起しなくて慌てることで自覚する。長いブランクによる場合が多い。 - 定年ED
定年後の60代前半に多い症状。仕事から離れ、定年による環境変化で無気力になるため、性欲も落ちるのが原因ではないかと言われる。 - ぐうたらED
自分からアクティブにうごくよりも、楽してサービスを受けるほうを好むことから起こる。別名「殿様型」とも言われる。 - 妊活ED
夫婦で不妊治療を受けている場合に主治医から妊娠しやすい排卵日にセックスするように指示されるが、男性にとって義務的にセックスすることはストレスとなってEDの症状が出てしまうケース。最近は30 〜 40歳代に多い。不妊治療の施設でもED治療薬を処方していることもある。ED治療薬は妊娠や胎児に影響はないので、安心して使用できる。 - 騎乗位ED
たまたま騎乗位で試みた時にうまくいかなかったことが尾を引くケース。騎乗位ではうまくいかないという自己暗示が原因。
The forefront of overcoming ED “Libido is gasoline, vitality is the engine, Reiwa version
ED克服の最前線 「性欲はガソリン、精力はエンジン」
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著者入江武志 新宿ウエストクリニック 院長 室田英明 新宿ウエストクリニック 名誉院長 渡辺玄一 渋谷ウエストクリニック 名誉院長 |
単行本(ソフトカバー) | ISBN-10: 4907484062 ISBN-13: 978-4907484064 |
発行者 | 医療法人社団玄英会 |
※転載不可。このフリーエディションは部分的に省略している部分がございます。
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新宿ウエストクリニック院長
安心の医師略歴・著書、メディア履歴臨床経験豊富な当院医師の論文
Dr. 入江
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