フィナステリドのバイオエクイバレンス比較

承認済みフィナステリド(ブランド・ジェネリック)と海外未承認フィナステリドのバイオエクイバレンス比較

項目 承認済みフィナステリド(国内・FDA・EU) 海外未承認フィナステリド(ジェネリック表示含む)
承認状況 厚生労働省・FDA・EMAなどで正式承認 承認状況不明。FDA/EMAに情報なしのことが多い
有効成分 フィナステリド1mg(AGA用) フィナステリドと表示されるが含量・純度不明
バイオエクイバレンス 証明済み(Cmax・AUCがオリジナルの80〜125%範囲内) 証明されていない。血中動態や効果は不確実
臨床データ 承認薬に基づく臨床試験あり(効果・安全性) 臨床データなし、効果・安全性不明
添付文書 公式添付文書あり(用量、副作用、禁忌が明記) 添付文書が不十分またはなし。情報信頼性低
製造品質 GMP準拠、承認製造所で製造 GMP未確認の場合あり。品質保証なし
副作用リスク 臨床データに基づき予測可能 副作用発現リスク不明。被害救済制度対象外の可能性
使用上の安全性 医師処方・管理下で安全性高 使用は自己責任、医師裁量でもリスク大
線分鑑定書 通常不要。品質保証されている あっても「成分確認のみ」。安全性保証にはならない
推奨度 高。安全・確実にAGA治療可能 低。承認状況不明で安全性・効果不確実

ポイント

  1. 承認済みフィナステリドは ブランド薬・ジェネリックともにバイオエクイバレンス証明済み → 効果・副作用が予測可能
  2. 海外未承認品は 線分鑑定書だけではバイオエクイバレンス不明 → 効果・安全性に不確実性
  3. 医療現場で処方する場合は、承認済み製品を優先することが最も安全