フレイルとは

フレイル(Frailty) とは、高齢者にみられる 加齢に伴う心身の脆弱な状態 を指す言葉です。


定義

  • 加齢によって 筋力・認知機能・社会性 などが低下し、健康と要介護の中間にある状態。

  • 日本老年医学会では

    「加齢に伴って心身の活力(運動機能や認知機能など)が低下し、生活機能障害、要介護状態、死亡などのリスクが高い状態」
    と定義しています。


フレイルの3つの側面

  1. 身体的フレイル

    • 筋力低下、歩行速度低下、低栄養、持久力低下など

  2. 精神・心理的フレイル

    • 認知機能低下、うつ状態など

  3. 社会的フレイル

    • 独居、社会参加の減少、人との交流不足など


フレイルの代表的な症状

  • 体重減少(半年で2〜3kg以上の減少)

  • 歩く速度が遅くなる

  • 疲れやすい

  • 筋力が弱くなる(握力低下など)

  • 活動量が減る


フレイルと健康の関係

  • 健康と要介護の 中間段階 に位置するため、
    早期に気づいて対策を行えば元の健康な状態に戻れる 可能性が高いです。

  • 放置するとサルコペニア(筋肉量の減少)、要介護、死亡リスクへと進展します。


予防・改善策

  • 運動習慣(特に筋トレ+有酸素運動)

  • 栄養管理(たんぱく質、ビタミンD、十分な食事量)

  • 社会参加(友人や家族との交流、趣味活動)

  • 疾病管理(糖尿病・高血圧など慢性疾患のコントロール)