コルチゾールとは
男性・女性問わず、健康やホルモンバランス、性機能・ストレスへの影響も含めて、コルチゾールについて解説します。
コルチゾールとは?
- 副腎皮質で作られるステロイドホルモン
- 「ストレスホルモン」と呼ばれることが多い
- 糖質コルチコイドの代表格
- 分泌は 日内リズム(サーカディアンリズム) による
- 朝ピーク(目覚め時)
- 夜最低(就寝時)
主な役割
- 代謝調整
- 血糖維持(肝臓で糖新生)
- 脂肪分解(エネルギー確保)
- タンパク分解(筋肉→アミノ酸)
- 免疫抑制
- 炎症や免疫反応の抑制
- ストレス対応
- 戦うか逃げるか(fight-or-flight)の準備
男性ホルモン・エストロゲンとの関係
- コルチゾール ↑ → テストステロン ↓
- 原因:副腎ストレス→ACTH→コルチゾール優先
- コルチゾール ↑ → E2(エストラジオール)相対上昇
- 高コルチゾール環境は脂肪蓄積・アロマターゼ活性↑
結果:ED・性欲低下・筋肉量減少が起こりやすい
コルチゾールの正常範囲
血液検査(血清コルチゾール)例:
| 時間帯 | 目安(μg/dL) |
|---|---|
| 朝(7–9時) | 5–23 |
| 夜(16–18時) | 3–13 |
※生活習慣・ストレスで大きく変動
コルチゾールが高すぎる場合(慢性ストレス・Cushing様)
原因
- 慢性ストレス
- 睡眠不足
- 副腎腫瘍やCushing症候群
- 長期ステロイド服用
症状
- 脂肪蓄積(腹部)
- 筋肉量減少
- 高血圧・高血糖
- 骨粗鬆症
- ED・性欲低下
- 気分不安定・抑うつ
コルチゾールが低すぎる場合(Addison様)
原因
- 副腎不全(Addison病)
- ステロイド急減量
症状
- 倦怠感・脱力
- 低血圧
- 低血糖
- 食欲不振
- ストレス耐性低下
健康維持・コルチゾール管理のポイント
- 睡眠:7時間以上の質の良い睡眠
- 運動:適度な運動で基礎代謝UP
- 食事:糖質過剰を避ける
- ストレス管理:瞑想・深呼吸・休息
- 朝日を浴びる:日内リズムの安定
性機能との関係(男性視点)
| ホルモン | コルチゾール ↑ の影響 |
|---|---|
| テストステロン | 減少(性欲・勃起低下) |
| エストラジオール | 相対的に上昇(女性化乳房リスク) |
| SHBG | 上昇 → 遊離T減少 |
| ED薬 | 効きにくくなる場合あり |
高コルチゾールは、男性ホルモンバランスの大敵です。
まとめ
- コルチゾール=ストレス対応ホルモン
- 適正値は健康・性機能・筋肉維持に必須
- 高すぎても低すぎても健康に悪影響
- 男性では特に テストステロン・E2・SHBGバランスに直結










