妻だけED、外のパートナーだけED、双方ともEDの違い
妻だけED、外のパートナーだけED、双方ともEDの違いを特徴ごとに整理した表
| 項目 | 妻だけED | 外のパートナーだけED | 双方ともED |
|---|---|---|---|
| 定義 | 配偶者（妻）との性行為で勃起が困難になる状態 | 配偶者以外のパートナーとの性行為で勃起が困難になる状態 | どのパートナーとの性行為でも勃起が困難な状態 |
| 正常に機能する場面 | 外のパートナーとの性的関係 | 配偶者（妻）との性的関係 | なし |
| 勃起が困難な場面 | 妻との性的関係 | 外のパートナーとの性的関係 | 全ての性的関係 |
| 主な心理的要因 | – 慣れやマンネリ感 – 妻へのプレッシャー（「応えなければ」という思い） – 過去の関係の積み重ねによる微妙な緊張感 |
– パフォーマンス不安 – 新規性や状況への緊張感 – 道徳的・社会的な罪悪感 |
– 自信喪失 – ストレスや心理的トラウマ – 性的自己イメージの低下 |
| 主な身体的要因 | 少ない（ほぼ心理的要因） | 少ない（ほぼ心理的要因） | 身体的要因が関与する場合がある |
| 関係性の影響 | 配偶者との信頼や親密さが重要 | 外のパートナーとの緊張感や不慣れが影響 | 全ての性的関係に影響 |
| 必要な対応策 | – コミュニケーション改善 – カウンセリングで関係性の再構築 |
– 緊張を和らげる心理的サポート – リラックス法や練習 |
– 医師の診断 – ED治療薬の利用 – 身体的および心理的治療 |
| ED治療薬の有効性 | 有効（心理的サポートと併用が効果的） | 有効（心理的負担軽減に役立つ） | 状況に応じて有効（身体的要因を排除するため医師の診断が必要） |
違いを簡単に説明
- 妻だけED：
- 妻との関係に心理的プレッシャーが存在することが主因。
- 関係性改善やカウンセリングが効果的。
- 外のパートナーだけED：
- 外の環境や新しい相手に対する緊張や罪悪感が影響。
- リラックス法や自信回復がカギ。
- 双方ともED：
- 心理的要因だけでなく、身体的な要因（血流障害、ホルモン異常など）が関与する可能性が高い。
- 医師の診断と治療が必要。
全てのケースに共通する重要なポイントは、原因を正確に理解し、それに応じた適切な対応を取ることです。心理的要因が強い場合はカウンセリング、身体的な原因が疑われる場合は医師の診断を受けることが推奨されます。
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新宿ウエストクリニック院長
安心の医師略歴・著書、メディア履歴臨床経験豊富な当院医師の論文
Dr. 入江
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