性欲はガソリン、精力はエンジンの意味

性欲はガソリン、精力はエンジン」2017年7月1日 この言葉の核心は、「性欲(リビドー)と精力(勃起・持続力)は別物」だと一瞬で理解させる非常に医学的に正しい比喩です。


「性欲=ガソリン」「精力=エンジン」の意味

■ ガソリン=性欲(リビドー)

  • 脳・ホルモン由来
  • 主因:テストステロン、ドーパミン
  • 「したい」「求める」「興味が湧く」

ガソリンが空 = そもそも走る気が起きない


■ エンジン=精力(勃起力・持続力)

  • 血管・神経・NO–cGMP系
  • 主因:血流・自律神経・血管内皮
  • 「物理的に勃起できるか」

エンジン不調 = アクセル踏んでも進まない


これがなぜ“画期的”だったか

当時(2000年前後)までの誤解は:

  • X 性欲があれば勃起できる
  • X ED=やる気がない/心の問題

この比喩はそれを完全に否定しています。


医学的に置き換えるとこうなる

比喩 医学的実体
ガソリン(性欲) テストステロン・中枢興奮
エンジン(精力) 血管・神経・PDE5
走らない 性欲低下 or ED
空ぶかし 性欲はあるがED

典型パターン別に見ると

① ガソリンはあるが、エンジンが壊れている

  • 性欲:ある
  • 勃起:しない
    血管性ED・神経性ED
    PDE5阻害薬が効く

② エンジンは動くが、ガソリンがない

  • 性欲:ない
  • 勃起:刺激があれば一応
    テストステロン低下・抑うつ・薬剤性

③ 両方が弱っている

  • 性欲:低下
  • 勃起:不良
    加齢+生活習慣+ホルモン複合型
    40–50代で最も多い

AGA治療・ED治療との関係(重要)

  • DHT抑制(AGA治療)
    • 影響:主に「エンジン側」
  • テストステロン低下
    • 影響:完全に「ガソリン側」

DHTを下げてもガソリン(T)が保たれていれば性欲は保てる


なぜED治療薬だけで“解決しない人”がいるのか

ED薬は:

  • エンジンの補助(血管拡張)
    X ガソリンは増やさない

だから、

  • 睡眠不足
  • ストレス過多
  • テストステロン低下

があるとアクセルを踏む気が起きない


この比喩の本質

性欲と精力を混同すると、原因も治療も必ずズレる