脱毛症タイプ別の見分け方

1. 男性型脱毛症(AGA)

  • 進行パターン
    • 前頭部(生え際)が後退するM型
    • 頭頂部が薄くなるO型
    • 両方から進行する混合型
  • 特徴
    • 徐々に進行、数年〜数十年かけて薄毛が目立つ
    • 毛が細く短くなり「産毛化」する
  • 見分けポイント
    • 側頭部や後頭部は残りやすい(U字型の残り方)
    • 痒みや炎症は少ない

2. 女性型脱毛症(FAGA)

  • 進行パターン
    • 頭頂部を中心に「びまん性」に全体が薄くなる
  • 特徴
    • 分け目が広がるように見える
    • 髪全体のボリュームダウン
  • 見分けポイント
    • 前髪の生え際は保たれやすい
    • 男性のようなM字後退は少ない

3. 円形脱毛症

  • 進行パターン
    • コインのような円形・楕円形の脱毛斑
  • 特徴
    • 急に髪が抜ける
    • 脱毛部位の境界がはっきりしている
  • 見分けポイント
    • 脱毛部の周囲に「感嘆符毛」(根元が細い毛)が見える
    • 1か所〜多数、頭全体・体毛にも及ぶことがある

4. 瘢痕性脱毛症

  • 進行パターン
    • 脱毛部分の皮膚が赤み・硬さ・光沢を伴って変化
  • 特徴
    • 毛根が破壊され、永久的に生えない
    • 原因は膠原病(紅斑性狼瘡など)、皮膚感染症、外傷、火傷
  • 見分けポイント
    • 脱毛部分の毛穴が消失して「つるつる」した皮膚になる

5. 休止期脱毛症

  • 進行パターン
    • 全体的に抜け毛が増える(びまん性)
  • 特徴
    • 出産後、甲状腺疾患、ストレス、薬剤、ダイエット後などに発生
    • 数週間〜数か月で回復することが多い
  • 見分けポイント
    • 特定の部位ではなく全体的に毛が細くなり、抜け毛が多い

6. 牽引性脱毛症

  • 進行パターン
    • 髪を強く引っ張る部位(額の生え際、分け目)に脱毛
  • 特徴
    • 長期間のポニーテール、編み込み、エクステなどが原因
  • 見分けポイント
    • 髪型と脱毛部位が一致する
    • 牽引をやめれば回復することもある

まとめ(見分けのキーワード)

  • AGA → 前頭・頭頂部から進行、産毛化、男性に多い
  • FAGA → 分け目が広がる、びまん性、女性に多い
  • 円形脱毛症 → コイン状、急激、境界明瞭
  • 瘢痕性脱毛症 → 毛穴消失、皮膚変化、永久的
  • 休止期脱毛症 → 全体的な抜け毛増加、一時的
  • 牽引性脱毛症 → 髪型に一致、生え際に多い

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