デイリータダラフィルの副作用とは?

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デイリータダラフィルの副作用とは?

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デイリータダラフィル徹底解説

デイリータダラフィルの副作用とは?頭痛・ほてり・消化不良・背部痛に注意

デイリータダラフィルは、タダラフィル2.5mgまたは5mgの低用量を、1日1回継続して服用するED治療法です。

必要時投与で使用される10mg・20mgより1回の用量は少ないものの、毎日服用するため、副作用が起こらないわけではありません。頭痛、消化不良、ほてり、背部痛、筋肉痛、鼻づまりなどが現れる可能性があります。

多くは軽度から中等度で一時的ですが、連日投与では同じ症状が繰り返される場合があります。副作用が続くときは自己判断で服用を続けたり、用量を変更したりせず、処方した医師へ相談することが大切です。

デイリータダラフィルでみられる主な副作用

海外で行われたEDに対する2.5mg・5mgの1日1回投与の12週間臨床試験では、主に次の副作用が報告されています。

症状 2.5mg 5mg プラセボ
頭痛 3% 6% 5%
消化不良 4% 5% 2%
背部痛 3% 3% 1%
ほてり・潮紅 1% 3% 1%
筋肉痛 2% 2% 1%
鼻づまり 2% 2% 0%
下痢 1% 2% 0%

これは海外の臨床試験における発現割合であり、日本人患者一人ひとりに同じ確率で起こることを意味するものではありません。また、体質、年齢、用量、飲酒、基礎疾患、併用薬などによって副作用の出方は変わります。

頭痛

頭痛は、タダラフィルで比較的よくみられる副作用の一つです。

タダラフィルはPDE5を阻害して血管を拡張させるため、頭部の血管にも影響し、頭痛が起こることがあります。頭が重い、締め付けられる、脈打つように痛むなど、感じ方には個人差があります。

軽い頭痛で短時間に治まる場合もありますが、次のような場合は医師へ相談してください。

  • 毎日の服用後に頭痛を繰り返す
  • 仕事や睡眠に支障がある
  • 頭痛が次第に強くなる
  • 吐き気や視覚症状を伴う
  • 市販の鎮痛薬を毎日のように必要とする
  • 今まで経験したことのない強い頭痛がある

鎮痛薬を使用する場合も、持病や併用薬によって適否が異なるため、自己判断で長期間使用せず医師または薬剤師に確認します。

ほてり・顔の赤み

ほてりや潮紅は、血管が広がることによって起こる副作用です。

顔、首、胸などが熱く感じたり、皮膚が赤くなったりすることがあります。通常は一時的ですが、動悸、強いめまい、冷や汗、息苦しさなどを伴う場合は、血圧低下や別の症状の可能性も考える必要があります。

多量の飲酒も血管を拡張させるため、タダラフィルと重なることで、ほてり、頭痛、めまい、動悸、血圧低下などが起こりやすくなる可能性があります。タダラフィルの患者向け情報でも、過度の飲酒により頭痛、めまい、心拍数増加、血圧低下の危険が高まると注意されています。

消化不良・胃部不快感

タダラフィルでは、消化不良、胃もたれ、胸やけ、胃食道逆流症状、上腹部痛などが現れることがあります。

PDE5阻害作用が消化管の平滑筋などにも影響することが関係すると考えられます。

次のような症状が続く場合は、処方医へ相談してください。

  • 毎日胸やけが起こる
  • 胃痛や腹痛が続く
  • 食事が取れない
  • 吐き気や嘔吐を伴う
  • 黒い便や血を吐くなど、消化管出血が疑われる
  • 胃薬を継続的に必要とする

タダラフィルは食事の有無にかかわらず服用できますが、脂肪分の多い食事や多量の飲酒によって、胃の不快感が強くなる人もいます。

背部痛・筋肉痛

タダラフィルに特徴的な副作用として、背部痛や筋肉痛があります。

海外の臨床薬理試験では、背部痛や筋肉痛は服用から約12~24時間後に現れ、通常は48時間以内に治まることが多いと報告されています。腰、臀部、太もも、背中の下部などに、左右に広がるような筋肉の不快感として現れることがあります。

多くは軽度から中等度ですが、次の場合は医師へ相談してください。

  • 痛みが強く歩行や睡眠に支障がある
  • 48時間を超えて痛みが続く
  • 毎日の服用によって繰り返す
  • 手足のしびれや筋力低下を伴う
  • 発熱、尿の異常、強い倦怠感を伴う
  • 腰痛以外の病気が疑われる

背部痛が出たからといって、必ずしも腎臓病や筋肉の損傷を意味するわけではありませんが、強い痛みを自己判断でタダラフィルの副作用と決めつけないことも重要です。

鼻づまり・鼻水

タダラフィルの血管拡張作用によって、鼻の粘膜が腫れ、鼻づまりや鼻水が現れることがあります。

軽い場合は一時的に治まることがありますが、連日投与では毎日症状が続く場合があります。市販の点鼻薬を長期間使用すると、かえって鼻づまりが悪化することもあるため、継続する場合は医師または薬剤師へ相談してください。

めまい・立ちくらみ・血圧低下

タダラフィルには血管を拡張し、血圧を下げる作用があります。

特に次のような患者では、めまい、ふらつき、立ちくらみ、失神などに注意が必要です。

  • もともと血圧が低い
  • 複数の降圧薬を服用している
  • α遮断薬を服用している
  • 多量に飲酒した
  • 発熱、下痢、発汗などで脱水状態にある
  • サウナや長時間の入浴後
  • 高齢で転倒リスクがある

米国の添付文書でも、タダラフィルは硝酸剤、α遮断薬、降圧薬、アルコールによる血圧低下作用を強める可能性があるとされています。

立ち上がるときはゆっくり動き、強いめまいや意識消失がある場合は服用を中止して医療機関を受診してください。

低用量なら副作用も必ず少ない?

一般に用量が増えると、一部の副作用が増加する傾向があります。しかし、2.5mgや5mgであれば誰にでも安全というわけではありません。

海外の必要時投与試験では、頭痛や消化不良などが用量の増加とともに多くなる傾向がみられました。一方、低用量でも体質や併用薬によって強い副作用が現れる可能性があります。

連日投与では少量を毎日服用するため、次の点も考慮する必要があります。

  • 軽い副作用でも毎日繰り返すことがある
  • 服用開始後、数日で血中濃度が安定する過程で症状が変化することがある
  • 途中で薬が追加されると相互作用が生じる可能性がある
  • 腎機能・肝機能の変化によって薬の影響が強くなることがある
  • 飲酒や脱水によって血圧低下が強くなることがある

副作用の有無だけでなく、治療を続ける負担と得られる効果を合わせて評価します。

副作用が出た場合の対応

軽い副作用が現れた場合でも、自己判断で用量を増減したり、服用間隔を変更したりしないでください。

医師は症状に応じて、次のような対応を検討します。

  • 症状と服用時刻の関係を確認する
  • 2.5mgへの減量を検討する
  • 一時的な休薬を検討する
  • 必要時投与への変更を検討する
  • 併用薬や飲酒習慣を見直す
  • 血圧、腎機能、肝機能を確認する
  • EDの治療方法そのものを見直す

副作用を抑える目的で服用日を不規則にしたり、体調のよい日に2回分を服用したりしてはいけません。

ほかのED治療薬を追加しない

デイリータダラフィルの効果が不十分でも、性行為前にタダラフィル10mg・20mgを追加してはいけません。

シルデナフィル、バルデナフィルなど、ほかのPDE5阻害薬との自己判断による併用も避けます。副作用や血圧低下が強くなる可能性があり、併用時の安全性は確立していません。

タダラフィルの患者向け情報でも、連日投与中にほかのED治療薬やED治療を併用しないよう注意されています。

直ちに受診すべき重大な症状

次の症状が現れた場合は、軽い副作用として様子を見ず、速やかに医療機関を受診してください。

4時間以上続く勃起

4時間以上勃起が続く持続勃起症は、緊急治療が必要です。

処置が遅れると陰茎組織が損傷し、その後の勃起機能に影響する可能性があります。痛みが弱くても、4時間を超えた場合は速やかに受診してください。

急激な視力低下

片目または両目の視力が突然低下した場合は、タダラフィルの服用を中止し、速やかに眼科などの医療機関を受診してください。

PDE5阻害薬の服用者で、まれに急激な視力低下や視力喪失が報告されています。ただし、薬との直接的な因果関係が確定しているとは限りません。

急激な聴力低下

突然耳が聞こえにくくなった、耳鳴りやめまいを伴って聴力が低下した場合は、服用を中止して速やかに受診してください。

PDE5阻害薬の使用者では、まれに急激な聴力低下が報告されています。

胸痛・息苦しさ・意識消失

性行為中または服用後に胸痛、強い息切れ、めまい、吐き気、意識消失などが現れた場合は、性行為を中止して救急要請を行います。

救急隊員や医療従事者には、タダラフィルを連日服用していることと、最後に服用した時刻を必ず伝えてください。性行為は心臓に負担をかけるため、胸痛などが起きた場合は直ちに医療対応が必要です。

顔面の腫れ・呼吸困難・重い発疹

顔、唇、舌、喉の腫れ、呼吸困難、広範囲の発疹などは、重い過敏症の可能性があります。直ちに服用を中止し、救急受診してください。

ニトログリセリンとは併用できない

ニトログリセリン、硝酸イソソルビド、ニコランジルなどの硝酸剤・NO供与剤とタダラフィルは併用できません。

両者を併用すると血管拡張作用が重なり、危険な血圧低下を起こす可能性があります。連日投与ではタダラフィルが継続的に体内に存在するため、救急受診時にも服用歴を必ず申告します。

胸痛が起きても、ニトログリセリンを自己判断で使用せず、救急要請を行ってください。タダラフィルは硝酸剤、α遮断薬、降圧薬、アルコールによる血圧低下作用を強めることがあります。

日本国内での位置づけ

日本国内の医療用シアリスで承認されているED治療の通常用法は、タダラフィル10mgを性行為の約1時間前に服用する必要時投与です。国内の医療用シアリスには、EDに対して2.5mgまたは5mgを毎日服用する承認用法は設定されていません。国内添付文書では、頭痛、潮紅、ほてり、消化不良、背部痛、筋肉痛などが副作用として記載されています。

また、国内のタダラフィル錠2.5mg・5mgZAは、前立腺肥大症に伴う排尿障害を効能とする製剤です。これをED目的で連日使用する場合は、製品に承認された効能とは異なる使用になります。

国内でデイリータダラフィルを行う場合は、医師が心血管系の状態、血圧、腎機能・肝機能、併用薬などを確認し、承認用法・効能との違いを説明したうえで、必要性と安全性を個別に判断します。

まとめ

デイリータダラフィルで比較的よくみられる副作用は、頭痛、消化不良、ほてり、背部痛、筋肉痛、鼻づまりなどです。

背部痛や筋肉痛は服用から12~24時間後に現れ、通常は48時間以内に治まることが多いとされています。ただし、連日投与では軽い副作用でも毎日繰り返される可能性があります。

副作用が続く場合は、自己判断で増量、減量、隔日服用などを行わず、処方医へ相談してください。4時間以上続く勃起、急激な視力・聴力低下、胸痛、呼吸困難、意識消失などがある場合は、服用を中止して速やかに医療機関を受診する必要があります。

低用量であっても、タダラフィルには禁忌、相互作用、副作用があります。デイリータダラフィルは、医師が効果と安全性を継続的に評価しながら使用することが重要です。

※本記事は医薬品に関する一般的な情報です。副作用が疑われる場合は、処方した医師または薬剤師へ相談してください。

デイリータダラフィル徹底解説

  1. デイリータダラフィルとは?低用量を毎日服用するED治療を解説
  2. デイリータダラフィルと必要時服用の違いとは?服用方法と特徴を比較
  3. デイリータダラフィルは2.5mgと5mgのどちらを使う?用量の考え方
  4. デイリータダラフィルはいつから効果が安定する?連日服用と血中濃度の関係
  5. デイリータダラフィルは毎日同じ時間に飲む?正しい服用方法と飲み忘れ時の注意
  6. なぜ低用量タダラフィルを毎日服用するのか?PDE5阻害作用の仕組みを解説
  7. 性行為のタイミングを気にしなくてよい?デイリータダラフィルの利点と適する人
  8. デイリータダラフィルと前立腺肥大症の関係は?EDと排尿症状を分けて解説
  9. デイリータダラフィルの副作用とは?頭痛・ほてり・消化不良・背部痛に注意
  10. デイリータダラフィルを服用できない人とは?硝酸薬・降圧薬・併用薬を確認

 

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