偽バイアグラの危険性

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不正規ルート(医療機関以外)で入手したバイアグラは、偽造の可能性も高く、思わぬ健康被害も予想されます。

危険ED治療薬の個人輸入(偽造医薬品四社合同調査結果より)

55.4%が偽造品でした

インターネット流通の55.4%(日本:43.6%、タイ:67.8%)が偽造品でした。偽造品の品質にはばらつきがみられ、医薬品成分の含有量が承認されている用量より多い・少ないだけではなく、全く含有していないもの、他の成分、複数の不純物が含まれるものがありました。
[ファイザー社情報]
グラフはバイアグラに限ったものではなく、他のED治療薬レビトラやシアリスを含んだ偽造品と真性品のパーセント率です。

健康被害事例(シンガポール/2008年2~5月)

偽造ED治療薬やその他の漢方薬(いわゆる精力剤)3種を服用した患者で、低血糖による昏睡などの重篤な有害事象が発生した。 2008年5月現在、確認患者数40人、疑いのある患者87人。うち4人死亡(そのうち2人が偽造ED治療薬による死亡)。
[ファイザー社情報]

偽造バイアグラの製造現場

偽造バイアグラ製造現場の一例(中国)
偽造バイアグラ製造現場

偽造バイアグラは、世界中で製造されています。 現在までに、日本を含む世界60ヶ国で偽造バイアグラが発見されています。
偽造バイアグラの製造現場は、この事例のように不衛生であり、また流通経路での品質管理にも問題があります。(適当なポリ袋などにバラで入って送られてきます) (偽造バイアグラの錠剤は、品質管理されていない場所(アパートの一室等)でボトルに詰められています) 米国の住所から送られてくるバイアグラが本物だとは言い切れません。 (偽造バイアグラは、米国経由で日本に輸入される事例も確認されています)
[ファイザー社情報]

偽造バイアグラ写真

偽造バイアグラ写真

偽物はとても精巧にできており、専門家でないと判別が難しいのが現状です。
バイアグラばかりではなく、レビトラやシアリスも偽物が横行しています。
[ファイザー社情報]