AGAの原因とプロペシアの効果

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AGAってなに?

AGA(エージーエー)とは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。成人男性によくみられる額の生え際や頭頂部の髪が薄くなる状態のことです。
AGAは国内で成人男性の1260万人以上にみられ、それを気にしている男性は800万人という統計があります。
AGAは進行性で放置しておくと頭髪は減り続けて、ついにはほとんど無くなってしまいます。

AGAの原因

AGA(男性型脱毛症)の主な原因物質は毛根部のDHT(ジヒドロテストステロン)です。 AGAでは脱毛部分に多量のDHTが確認されています。
DHTは5α-還元酵素によって男性ホルモンのテストステロンから作られ、このDHTが多くできると頭髪は太い毛に成長する前に抜けてしまい、薄毛の状態になるのです。

AGAの原因 図1 AGAの原因 図2

AGAとプロペシアの作用機序

このAGAを治療する画期的な薬が米メルク社が開発したプロペシア(成分 フィナステリド)です。プロペシアは、すでに世界60カ国以上で使われており日本では万有製薬(現MSD)から2005年12月に発売されました。
プロペシアは毛根にあるAGAの原因とされているDHT(ジヒドロテストステロン)という男性ホルモンから作られる物質の産生を抑えることによってAGAを治療する内服薬です。
プロペシアは1日1錠を内服するだけでAGAを治療する革命的な薬剤です。
当院では発売当日からプロペシア処方を開始して、初診の方だけで2万人以上の方にプロペシア処方をしてきました。
今ではリピーターの方から「プロペシアはよく効く!」と喜びの声がたくさん上がっています。
プロペシアは試してみる価値が充分にある薬です。

AGAの原因 図3

プロペシアの作用機序(たいへん分かりやすい図です) 各図はMSD情報